タンノイ・オートグラフを導入しました(その8.)

(フロントホーンを外したところです。ユニットの止め穴が8個空いています。TEAC製オートグラフも4穴ではなく、敢えて8穴にしたのでしょうか)
オートグラフを鳴らすのに、いきなりブルートゥースやストリーミングという訳にも行きませんから、アナログを持ち込みました。
針はナガオカMP-110、プレーヤーはエンパイア398、フォノイコはトライゴンのバンガード+ボルケーノ、プリはオーロラのPREDAⅢclassic、パワーアンプは是枝Lab.の6550p.p.です。全てて持ちの機材で間に合いました。
スピーカーケーブルは英国QED社のPerformance Micro Silverというメーター1600円くらいの中級品を使いました。ヴィンテージ・タンノイには太いケーブルは良くないとされていますし、自分はメッキ線が好きなので。
Performance Micro Silverは細い銅線に一般的な錫メッキではなく、銀メッキがかけてあるそうです。錫よりも銀は抵抗値が低いので(銅よりも低い)音は良いのでは?
WEやベルデンの錫メッキ線でも良いと思いますが、少々遊んでみました。気に入らなければWE、ベルデンの他に、カナレ、アマゾンベーシックなど手持ちもありますから変更してみます。
それでもイマイチならタンノイの定番、バンデンフルを買い直すという手もありますね。
アッテネーター類は全てレベルとし、オートグラフは本来の使い方であるコーナー設置としてまず聴いてみました。
LPはホロヴィッツのスカルラッティ・ソナタ集です。録音は1964年なので、時代も凡そ合いますな。
うーむ、大変バランスに取れた良い音です。そのままA面、B面を通しで聴いてしまいました。
ATTを触る必要性も、コーナーから引き出す必要性も感じなかったのでしばらくこのまま聴いてみましょう。
オートグラフは鳴らし難いのかと思って追いましたが、割とあっさりいい音がしますよ。
QEDの銀メッキ銅線のスピーかーケーブルも合ってる気がします。
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