ウエスタンエレクトリックロンドンのパワーアンプ、2058-CをGetしました(その1.)

(WEロンドン2058-Cのペアです。1950年代のアンプですが、とても良いデザインだと思います)

(2058-Cの内部です。最近整備を受けており、不具合のあるパーツは取り替えられています)
このところDTMだのブルートゥースだのワイヤレスイヤホンだのライトオーディオのネタが続きましたので、今回はベンプレ亭書斎のメインストリームである重厚長大路線の話を少々。
私はウエスタンエレクトリックの機材をいくつか使っていますが、特にウエスタンのマニアではありません。従ってどんなパーツもウエスタンエレクトリックでキメないと気が済まないという事はありません。
しかし、音の良いものや面白そうなものを聴きたいと45年やっていますと、ウエスタン物が増えてきました。
アメリカのウエスタンエレクトリック製品はWE555レシーバー、WE13aホーン(レプリカ)、WE124A、WE124Jパワーアンプ。
イギリスのロンドンウエスタンエレクトリック製品は2080Aウーファー、2090Aドライバー、2094Aホーン、30150Bドライバー。
MC昇圧トランスに流用したトランスもウエスタン2組とロンドンWE1組があります。
ウエスタンのスピーカーコードは(オリジナル?、レプリカ?)太いものから細いものまで100m以上あります。
どれも気に入っているのですが、ウエスタン以外はダメだとは思いません。
バイタボックス、ランシング、JBL、アルテック、グッドマン、クラングフィルム、ハートレイ、RCA、デンオン、テクニクス、シュア、EMT、エンパイア、由紀精密、ViV Lab.、ゴトー、YL音響、47研究所、ジェルコ、マンレイ、オーロラサウンド、是枝Lab.…どれも良いメーカーだと思います。
ついでに私の自作品、ベンプレ親父工房の機材もw
オーディオ製品は是々非々で選んでいるのですが、オーディオは単に音を聴くだけの趣味ではなく、文化的背景も同時に楽しめる趣味なので、機械の雰囲気を合わせる事も楽しみの一つです。
また時代や雰囲気、出自を合わせると納得できる音が出易いように思います。
例えばWE555+WE13aはWE124Aで、カンノK-597はWE124Jでドライブしていますのでオールウエスタンです。
ロンドンWEは2080Aを是枝Lab.300Bp.p.で、2090A+2094Aを同じく是枝Lab.PX25p.p.でドライブしています。オールロンドンWEではないですが、こちらも雰囲気が合わないとは思いませんし(300BはWE製、PX25は英国製)、音は大変良いと思います。
ここで友人から、ロンドンWEの2058Cの良品ペアを買わないかという話が来ました。
思案する事30分、ロンドンWEスピーカー用に使ってみるかと、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決意しました。
このアンプを輸入された方、整備された方も良く知っている人なので、ブツとしては安心な物です。
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