月刊ステレオ誌「音の見える部屋」の取材を受けました
本日はお休みを頂き、月刊ステレオの記事、「音の見える部屋」の取材を受けました。
ライターは写真右の田中伊佐資先生、各誌の読者訪問記では一番の書き手では?
左はカメラマンの高橋慎一氏です。映画監督、キューバ音楽の専門家でもあるそうです。
さて、ステレオ誌の読者訪問記へは数か月前に応募していました。赤穂は飛び地なので、いくつか訪問先が固まってからの取材という事でした。
兵庫県内にベンプレ亭書斎以外に2か所の取材先が決まって、取材旅行が決定。ベンプレ亭書斎を含めて合計3か所を二日で回るそうです。
地方によっては取材応募が一か所だけの場合、数件まとまるまで、さらに長い期間待ってもらう事もあるそうです。
取材は午後1時前から6時前まで、5時間のロングラン取材となりました。ベンプレ亭はシステムの数が多いため、時間がかかってしまった様で、申し訳ありませんでした。
取材は三部に分かれていて、第一部の2時間弱がインタビュー。ベンプレ親父のオーディオ遍歴や現在使用中の機材の蘊蓄など。
第二部は2時間弱の試聴。
第三部はフォト・ビデオセッションでした。
なんでも第一部にインタビューを持ってくるのがコツだそうで、音を長時間聴いた後ではお互い疲れてしまって、話が上手く引き出せないそうです。
ステレオLPはEMT927st、TSD15を使用、モノLPはRCA70C-1、EMT OFD25で聴いてもらいました。
マラソン試聴ではどのシステムもいつも通りに鳴ってくれたと思います。
バイタボックス・バスビンはステレオLP、スウィットナー「後宮からの遁走」他が高貴な音で歌ってくれました。
ロンドンWEはモノLP、エラとサッチモの「エラ&ルイ」他が生き生きと。
クラングフィルム・オイロダインはモノLP、コルトレーン「マイ・フェイバリット・シングス」がガンガンいきます。
WE13aはハイレゾ配信、フランク永井「ファイブ・ミニッツ・モア」を量感豊かに。
意外に評判が良かったのが、最後のグッドマンAXIOM22。
シュタルケルのコダーイ「チェロソナタ」をかけました。
このモノラルLPは古い録音ですが、音の良さには定評があります。盤もオリジナルですから、けっこう鳴るわけです。
田中さんも高橋さんも「こりゃ良い」と。「盤が良いからですよ」と答えましたが、「いやいや、次はさっき聴いた”エラ&ルイ”をかけてくれ」との事です。
おかけしますと、「やっぱり良いよね」。
「グッドマンはもっと枯れた音で鳴らす人が追い、こんなにバリバリ鳴るのは初めて聴いた」との事。
おそらくG.T.K.オーディオ製の砂入り後面開放箱、同じくG.T.K.オーディオの改良型リークアンプが良いのだと思いますが、私はグッドマンの音はG.T.K.オーディオの物しか知らないので、グッドマンはこういう音だと思っていました。
実はバスビン、ロンドンWE、オイロダイン、WE13aと聴いていき、終了したのでフォトセッションと言われましたが、「イヤイヤ、最後にコレも聴いてください」とグッドマンも無理に聴いてもらいました。聴いてもらってよかったです。
さて、よく言われることですが、複数のシステムを使っていても、聴く人(調整する人、音を作る人)が同じならどれも良く似た音になるそうで、田中さんのお話ではウチもそうらしいです。
今日の田中さんのお話では、早ければ来月の「ステレオ」誌の「音の見える部屋」にベンプレ亭書斎が取り上げられるそうです。
予定は未定ですが、雑誌にホントに掲載されたら楽しいですね。
これまで医療業界誌やパワーリフティングの業界誌には何度も出ています。オーディオビジュアルの雑誌にも20年ほど前に一回出たことがあります。
しかしオーディオ誌は今回が初めてです。また、「音の見える部屋」は記事が貯まると本で出されることがありますので、そこまで行ったら更に嬉しいですね。
P.S.
もう一つ評判が良かったのは、玄武会の障碍者就労支援A型施設「げんぶ」のもっちゃんベーカリーのパンとクッキー。
大皿に盛っておきましたが、午後の5時間の取材中にベンプレ親父と3人で、菓子パンを10個位食べたかも。
残りも帰りの電車で食べて頂けるとの事で、全品持って帰っていただけましたw
この記事へのコメント