DECCA Rondon RibbonをロンドンWEのスーパーツィーターに(前編)

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 (ロンドンWEシステムです。JBL2405の上を切らずに、20KHz以上にDECCA London Ribbonを足してみました。机の上がキタナクてすみませんw)

 このところオーディオ装置の変更や追加が頻繁です。実は近日中に雑誌取材が決まりましたので、以前から気になっていたところの追い込みをかけています。
 直前にジタバタしても、ロクなことにはならないのではと自分でも心配ですが。

 さて ロンドンWEシステムのツィーターに決定番がありません。
 バイタボックス・バスビンシステムのゴトーSG17s、WE13aのJBL075励磁改造、グッドマン・AXIOM22のアルテック3000H旧型は固まったのですが、ロンドンWEだけ試行錯誤が続いています。

 過去、エレボイT350、ガウス1502、JBL LE175、LE85、アルテック902、ESSグレートハイル、アイデンAT7000、フォステクスT500AmkⅡ、T900A、デッカ・ロンドンリボン、アルテック3000B、3000H旧型、新型と思い出せるだけでもこれだけあります。

 現在はJBL2405を使っていて大きな破綻なく使えていますが、なにかもう一味色気が欲しいところです。
 2405は20KHzあたりまでは十分な音圧がありますが、その上は落ちている様です。この帯域が十分だったのはT500AmkⅡでしたが、少々血の気が足りませんでした。

 20KHz以上の高域は音としては聴こえませんが、これがあると音に自然さが出て、涼しげなさわやかな音になります。
 この辺りはLPとCDの音の差、生の大型オルゴールの音とCDに録音されたオルゴールの音の差を聴いていただければよく分かります。

 低域は20Hzまでは聴こえますし、それ以下も振動として体感容易なため、ある意味、再生も調整も易しいです。高域は実体がつかみにくいため難しいと思います(特に年寄りにはw)。

 過去使用したツィーターでスーパーハイを再生できるのは、先のT500Aのほかにロンドンリボンがありました。しかしこのユニットは能率が低い。調べてみますと89db~90dbくらいです。ベンプレ亭書斎の現物も、日本オーディオRC-2でチェックした限りでは90dbを下回るようです。

 また、ロンドンリボンは1.5KHzから使えますので、コレ一本で高域を賄う事は可能なのですが、耐入力に問題があり、バカデカイ音を出すとリボンを焼き切ってしまいます(一度やりました)。
 それでLE175やLE85の上に10KHzから上で繋いでみましたが、能率が15db以上違うため、10KHzでパッシブチャンデバで帯域分割をして、マルチアンプで駆動していました。
 しかしこれではあまりにも大袈裟です。

 ロンドンリボンは休止し、高域がLE175やLE85よりも伸びており、T500AmkⅡよりリキのある2405に変更して現在に至っています。

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