ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.6)

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 (WE13Aレプリカに装着したロンドン・ウエスタン30150Bです。随分と巨大なレシーバーなのですが、WE13Aもデカイので違和感はないですね)

 30150Bのスロートのネジが入り難かったのはネジ山の一番先端が潰れていて、引っかかっていたそうです。ピッチも山の高さも同じで、ネジの規格はWE555と同一でした。
 ネジ山の潰れた所を研磨してもらうと綺麗に入るようになりました(^-^)/

 ようやく30150BをWE13Aに装着、ついに30150B+WE13Aで音出しです。
 WE13AレプリカからWE555を取り外し、30150Bに装換しました。当然ですが励磁電源のコードがありませんから、レシーバー周りはスッキリしましたな。
 
 前回WE13Aのスロートに少しだけ30150Bの開口部を突っ込んで音出しした感じでは、クラシックが合うように思います。合わなきゃ困りますw
 試聴用機器は以下のとおりです。

カートリッジ  デンオンDL102
アーム     グレイ 108C
ターンテーブル マイクロトラック740
MCトランス  アルテック15095A
フォノイコ   東京サウンドPE-100
ラインミキサー マンレイ 16×2 Tube Mixer
パワーアンプ  是枝ラボ 6550p.p.
スピーカー
 サブウーハー エラック SUB2090 
 フルレンジ  WEロンドン 30150B+WE13A
 ツィーター  エレボイ T350
 最新録音盤は後で聞くとして、時代が近いカザルスの無伴奏チェロ組曲、モノラルLPレコードで初演としました。

おおっ、良いですよ。落ち着きのあるどっしりした音で、WE555よりクラシックよりの音ですね。
ベンプレ低書斎ではWE555も30150Bもどちらもエール音響の振動板なので、当然良く似た音です。LP片面を聴き終える頃には30150Bのエッジもアタリが付いてきたようで、しなやかさが増してきた様です。

 次はジャズLPで、オリバー・ネルソンのThe Blues and the Abstract truthを。
ウッドベースの弾むような低音も、ドラムスの皮の弾ける音もよく出ます。確かにWE555より少し低域よりのピラミッドバランスだと思います。
 更にLP数枚を聴き終える頃には細かな音も一段と良く出てきました。
 WE13Aの相棒はしばらくこれで様子をみましょう。30150Bは確かに良いですよ。

 WE555がオリジナル振動板、アルテック振動板なら様子は変わると思いますが、いっぺんには出来ませんしね。

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