ロンドン・ウエスタンエレクトリック30150Bドライバーを導入 !! (その.5)
(WE13Aレプリカに装着したロンドン・ウエスタン30150Bです)
本やネット上に既にある情報を切り張りしたベンプレ親父風味の薀蓄はさておき、オーディオは音が出ないと始まりません。いざ我が家のWE13Aレプリカに勇躍30150Bを装着して音を鳴らそうとしましたが・・・
ナントナント、スロートアダプターのネジ山がシックリ合わず、ネジが途中までしか入りません。インチネジにも規格が二つあるそうで、旧規格なのかもしれません。そうなるとWE555用スロートアダプターがWE555用と30150B用の二つが必要になり厄介ですな・・・
仕方がないので、30150Bの開口部を少しだけWE13Aのスロートに噛ませて、ジャズのSACDをサワリだけ鳴らしてみました。30150Bがズッコケて落ちたりすると大変なので、すぐに取り外しましたが、なんだか良さそうです。WE555より柔らかくて豊かな感じの音ですね。
パリッとした感じはWE555の方が出ている様ですが、少なくともダメな音ではないですよ。
WE555も30150Bも、どちらも振動板がエール音響の555振動板で同じなので、大きく音が変わることはないと思いますが、ニュアンスは違いそうです。俄然ヤル気が出ましたw
結局、30150Bを金属加工のできる方に預けて、WE13Aレプリカのスロートをもう一つ作ってもらうことにしました。なかなか終着駅にたどり着けませんなぁ。
ここで先日、大阪暁明館病院の追悼礼拝でベンプレ親父が聖歌隊の一員としてご奉仕した、賛美歌21-218「日暮れてやみはせまり」の一節を。
日暮れて やみはせまり、
わがゆくて なお遠し。
助けなき身の頼る
主よ、ともに宿りませ。
私はオーディオのお友達が最近たくさん出来て、SOSをお願いできる人が増えたので「助けなき身」ではないので大丈夫ですw
ビンテージものは手間がかかりますが、趣味なんてその「手間」を楽しむものですから全然OKです。
なんでも、目的と手段が逆転し、手段が目的になったものを趣味というらしいですよ。
この記事へのコメント
オーディオの事は分からないままblogを読んでいたら、何となく楽しくなりました。すごく綺麗なデザインですよ。 少し前にリヒテルをCDで聴きました。初来日は大阪万博の時らしいですね。親日家で有名な、調律師さんを信用し、ピアノを選ばない、演奏家の責任だと。 スターリンの革命で父親を殺され、翻弄された人生の中で、日本を好きでいてくれた事に親しみが湧きますね。先生は生の演奏を聴いたことがありますか? さて、讃美歌も歌われたんですね。仏教も、如来大日の恩徳は 身を粉にしても報ずべし…とか、色んな歌があります。これは真宗東本願寺派だったような。 運慶の大日如来像他も見たばかり(TVで) 手術ロボットにはダ・ビンチ。筋電義手にはミケランジェロと名前がついていますね。日本初のものは運慶?なんて。 いくら失敗しなくてもドクターXはないでしょう^^;
リヒテルのレコードはいくつも持っていないのですが素敵ですね。ギレリスのSACDを聴いて、この時代のソ連のピアニストのスゴさはよく判りましたが、当時は西側へ出てくることが殆どなかったそうです。日本に来ていたことは知りませんでした。でも大阪万博の年は、私はまだ小学6年生でしたw
リヒテル、これから集めてみます。
筋電義手ではありませんが、歩行アシストロボットを筑波のベンチャー企業サイバーダインとホンダが作っていて、盛んに競争しています。
まだリハビリの器具ですが、日常生活に使えるようになれば「運慶」良いですね。
そういえばエアコン「霧ヶ峰」、掃除機「風神」、冷蔵庫「北斗星」なんてのがあったような気がします。